☆ナタリー・シュトゥッツマン(Nathalie Stutzmann)−コントラルト

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☆ナタリー・シュトゥッツマン
(Nathalie Stutzmann)

1965〜

ハンス・ホッターに師事。
貴重なコントラルト歌手。
中低音の美しさが最大の魅力。


アルトで、誰かいい人はいないかと探していたら、
とんでもない掘り出し物を見つけることができました。

シュトゥッツマンはオペラ歌手というよりも、リート歌手なのですが、
あまりにもすばらしいアルトなので紹介します。

面白いのが、その低い声を生かして、
女性はあまり歌わないであろう、「冬の旅」をCDで出しています。
「冬の旅」は自分も男性が歌うものとばかり思っていたので、非常に興味深かったです。
もちろんすばらしい歌唱で感動しました。

このHPでも紹介しているハンス・ホッターに習っていて、どこか似た印象も受けました。

非常に深い声の出し方で、背筋がゾクゾクするようなドラマティックな声だと思います。
中音域の充実はもちろん、低音が完璧な出し方だと思います。

表現はとても自然で、さすがハンス・ホッターの弟子だと思いました。
ドイツ語でも音楽が非常にスムーズに流れていき、テクニックが光っています。
レガートの心地よさが感じられると思います。

まだ若手ともいえるくらいの年齢なのですが、
すでに完成されているかのような印象を受けます。

少し聞いただけでとりこになり、
聞けば聞くほどその魅力にひきつけられてしまいました。

シューベルト作曲〜歌曲集”白鳥の歌”より「セレナード」