エディタ・グルベローヴァ(Edita Gruberova)−ソプラノ

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☆エディタ・グルベローヴァ
(Edita Gruberova)

1946〜

・コロラトゥーラソプラノ
・超絶技巧
・完璧な音程、テクニック
・現代のオペラの代表的ソプラノ

このグルベローヴァという名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
何回も日本で演奏に来ているので、その声を実際に聞いたことがある人もいると思います。

非常に卓越した技術を持っており、他のソプラノとは格の違いを見せていると思います。

グルベローヴァは、コロラトゥーラ・ソプラノと言い、
簡単に言うと、細かい音の動きを得意としているソプラノです。
よくもまあこれほどコロコロと音を正確に転がせるなぁと思います。

レパートリーは、オペラはもちろん、リートも歌ったりでかなり幅広いのですが、一番有名なのは、魔笛の夜の女王ではないでしょうか。
グルベローヴァの歌うアリアはまさにお手本ともいえるような歌い方だと思います。
とても難しいアリアなのですが、完璧にこなしています。

とても澄んだ、きれいな声で、聞いていても決していやみを感じない、素晴らしい声だと思います。
高音はもちろん、低音まで余裕で出せる、完璧な発声です。

ものすごく楽に声を出しているので、音は伸びるし、
音符が離れていても簡単に歌っています。

その安定した歌い方と技術があるので、すごく安心して聞けます。

しかし、その安定しているのもすごくいいですが、完璧すぎて・・・(笑)
面白いのは間違いし、表現力があると思いますが、
少し、荒々しさがあってももっと面白かったと思います。

荒々しさがない、というのもグルベローヴァの魅力だとも思いますけどね(汗)

とにかく、最高のコロラトゥーラソプラノだと思います!


オペラ”魔笛”より、夜の女王のアリア