アグネス・バルツァ(Agnes Baltsa)−メゾ・ソプラノ

≪MENU≫
  ・トップへ戻る
  ・プロフィール
  ・コラム
  ・リンク

≪1.初めての声楽≫
  ・声楽って何?
  ・ドイツリートとは

≪2.初めてのオペラ≫
  ・オペラって何?
  ・オペラは難しい?
  ・声種の紹介

≪3.オペラアリアのすすめ≫
  ・アリアって何?
  ・有名なアリア
  ・聞いておきたいアリア

≪4.オペラのすすめ≫
  ・オペラを見る前に
  ・有名なオペラ
  ・見ておきたいオペラ

≪5.オペラ歌手・声楽家≫
  ・ソプラノ(Soprano)
  ・メゾソプラノ(Mezzo Soprano)
  ・アルト(Alto)
  ・テノール(Tenor)
  ・バリトン(Bariton)
  ・バス(Bass)



☆アグネス・バルツァ
(Agnes Baltsa)

1946〜

地声が非常に魅力的。
エロティックな歌声。
カルメンといえばバルツァ。

バルツァをはじめて聞いたのは、高校の音楽の授業で、ビゼーの「カルメン」を見たときでした。
そのころはオペラに対してまったくの知識がなく、なんとなくすごいなぁ、くらいのものでした。
今になってわかる、この人のすごさ・・・

この人の声はすごくエロティックです。
特に地声?中音域から低音にかけては、ハートを持っていかれそうなくらいです。
上で、表現ではなく、声、といったのは、バルツァのケルビーノを聞いたためです。

バルツァのケルビーノは、なぜかエロいです。
思春期の若者の表現だとも思いますが、やはりこの人の声によるものが大きいと思います。
しかしそれがまた好奇心をくすぐるではないですが、他の人のケルビーノとはまったく違う、非常に面白い表現になっていると思います。

このエロさはやはりこの人の持ち味といえると思います。
そのため、カルメンなどはまさに適役だと思います。
地声を非常に有効に、うまく使っており、
カルメンの持つ怪しい雰囲気、けだるさ、下のほうからゾクゾク来る魅力があります。

この動画での相方「ホセ」役はカレーラスなのですが、彼の演技も最高です。

ビゼー作曲 「カルメン」より"Pres des remparts de Seville"