秋川雅史

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秋川雅史


1967〜

・千の風になって。
・こもった声。


今この日本でもっとも有名なテノールでしょう。
紅白に三年も同じ「千の風になって」という曲で出るのもすごいと思います。

この曲は、自分も何回か歌う機会があったため、この曲の難しさが少しはわかりました。
気を抜くと力が入ってしまったり、下手したらひっくり返ってしまうようなメロディーです。
それに、内容も深く、人々が感動するのも納得しました。

声については、はっきり言ってバリトンではないかと思うくらい太く、低い声だと思いますが、
本人がテノールと言う以上、やはりテノールなのでしょう。

まだ少し喉で歌っている感じもあり、喉が非常に強い人なのだろうと思いました。
基本的に秋川さんはこもった声しか出せないのではないでしょうか。
表現力も、少し乏しいのではないでしょうか。

いくつか曲を聴いて思ったのが、意外に高音がしっかり出ていて、
高音が秋川さんのわずかな魅力なのだろうと思いました。

残念ながら、「千の風になって」では、音域が少し低く、 高音が出てきても一瞬だけなので、少しもったいない気がします。

テノールとしての秋川雅史を聞きたいのであれば、高音の出てくる曲を聴くのをお勧めします。

秋川さんのおかげで声楽というものに興味を持った人も出てきたと思います。
そのため、その貢献はすばらしいと思います。


しかし、はっきり言ってまだメディアに出るのは早かったのではないかと思います。
あと10年は鍛錬したほうが彼にとってもよかったと思います。
これからの彼に注目したいと思います。